今乗っている自転車“シェボー”

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はじめに

2014年5月中旬に,サイクルベースあさひの“シェボートレッキングアルミ”(以降シェボー)というクロスバイクを購入しました.
クロスバイクとは言ったものの,タイヤは700x38cと太く,リアギアもボスフリー(マルチプルフリーホイール)の7段のものが使用されており,所謂ママチャリに限りなく近い印象を受けます.
一方で,3段変速のフロントギア,衝撃を緩和するフロントサスペンション,制動力の高いVブレーキといった,ママチャリにはない機能・性能も兼ね備えていて,これがシェボーはクロスバイクなのかママチャリなのかの判断を難しくしている所以であります(あさひの通販サイトではクロスバイクに分類されてはいますが).
ただ,そういったシェボーの曖昧さは,ママチャリしか乗ったことがない私のような初心者が本格的なクロスバイクに狼狽しないための入門用として購入する際の利点となり得るかもしれません.

余談ですが,シェボーを購入する前は,同じくあさひの“マグニファス”(URLのものは新モデルとなっているようです)に乗っていました.
タイヤ交換2, 3回,フロントブレーキワイヤ交換1回,日々の注油及び空気圧調整を経て,恐らく10,000km近く走ったと思います.
私の乱暴な扱いにもよく耐えてくれました.

ギア

リアギアにはShimanoのMF-TZ21が装備されています.
シェボー購入時点でのフロントギア(列)とリアギア(行)の各組み合わせにおける増速比は以下の通りです.

R \ F 24T 34T 42T
28t 0.857 1.214 1.500
24t 1.000 1.417 1.750
22t 1.091 1.545 1.909
20t 1.200 1.700 2.100
18t 1.333 1.889 2.333
16t 1.500 2.125 2.625
14t 1.714 2.429 3.000

例えば,フロント42T/リア14tのとき増速比3.000なので,ペダル1回転あたりタイヤ3回転となります.
自動車やオートバイでは,入力(エンジン)側に対して出力(タイヤ)側の回転数が低くなるため減速比が用いられますが,自転車の場合,入力(脚)側に対して出力(タイヤ)側の回転数が概ね高くなるため増速比を用います.
なお,増速比と減速比は互いに逆数の関係にあります.

リアギアを交換したいという場合もあると思いますが,シェボーにはボスフリー用のハブが使われているため,一般的なクロスバイクで使用可能なカセットスプロケットを装着することができません.
さらに残念なことに,かつてShimanoが製造していた最小歯数11tのMF-HG50はもはや入手困難となっており,残された選択肢は下記のように,非常に少ないものとなっています.

  1. 最小歯数13tのMF-HG37であればまだ入手可能なので,それに交換する.
  2. DnP(台湾メーカ)が最小歯数11tのスプロケット(LY-1107KFN等)を製造しているので,それに交換する.
  3. カセットスプロケットが使用可能なハブ・ホイールに交換する.

等.